事の発端を遡れば、異文化交流が好きだった私は、インターネットを通して海外の友達とメール交換していた。 (1990年代後半) と、そこへ(将来妻となる)タイの女性と友達になり、交際がスタート。
コンピューターの「2000年問題」がどうのこうのと言われる少し前に結婚に至り、日本での生活が始まる。 月日は流れ、妻は日本で永住ビザを取得し、色々と忙しいながらも愛犬ともども平穏に暮らしておりました。(日本語の習得はゆっくりでしたけど)
毎年のように、というか、年三回の長期の休み(年始年末、ゴールデンウィーク、お盆)の内、2回はタイへ遊びに行くようになり、妻の家族と過ごしたり、共にタイ国内を旅行したりする中で、タイの魅力に更に引かれ、とりわけその中でも歴史豊かでのんびりと時間の流れる北部のチェンマイに将来は住めらたらいいなぁ、と思うようになりました。
時期的には50歳ぐらいが目安かと考えていたところ、2012年には円高もあり、不況の大波、小波が押し寄せて、勤め先でも退職者募集がアナウンスされました。 まだ50歳までにはちょっとありましたが、これは自分にとっても節目なのかもしれない、と思い、妻と相談して退職希望意向を上司へ伝えました。(5月ぐらいだったか)
並行して自分の家族とも相談しつつ退職希望を提出し、結果、希望が通ったかどうかを待ちますが、これが中々通知が来ない。 (7月終わりぐらいには来るものか、と思っていた)
退職者募集の退職日想定は9月末であったため、9月末の二か月前ぐらいから(つまり8月の初めから)退職/退職後に向けた諸々の準備を始め、最後の月(9月)は貯まっていた有給休暇(40日ぐらいあったかな?)を使って準備が進められるな、などと考えていたものの、時間だけが過ぎていく。
時はすでに8月に入り、仕事は相変わらず忙しく、気がつけばお盆休みも通過。 その後も休日出勤して仕事の対応してたりする中、希望は通らなかったのかなぁ、などと忙しさにまぎれ半分忘れそうになっているところに確定通知が。 退職は想定通り9月28日付、となりました。
ぐぁ、退職まで一か月のところに来ている。 実感が全然わかない...
さぁ、どうなる。 (@_@;)
<振り返り>
- 退職希望が通ったのかどうか、もっと確認すべきでした
他ならぬ自分のことなので。 また周りにも影響しますし。
結局、有給休暇もとる暇もなく、最後まで時間に追われ仕事の区切りや引き継ぎも付けづらくなってしまいました。