さて、前回、【表示】「おっと、失礼しました」を編集では、なんとか「おっと、失礼しました。」の日本語文言の変更ができました。
ここでは、テーマのバージョンアップに伴い変更が失われないように、子テーマを使った場合の日本語文言(おっと、失礼しました)の変更にトライしてみましょう。
以下、twentyeleven の子テーマとして、twentyeleven-child のフォルダーが作成されているものとします。
1) 出だしは前回に同じ
- ja.mo, ja.po を入手
- poedit を入手
- ja.po を編集
- ja.po, ja.mo をアップロード
この1~3は前回【【表示】「おっと、失礼しました」を編集に同じですが、最後の、4.ja.po, ja.mo のアップロード先が異なります。
- ja.po, ja.mo のアプロード先
子テーマのフォルダー twentyeleven-child 内に「languages」フォルダーを作成して、その中にアップロード。
2) function.php の作成
子テーマのフォルダー twentyeleven-child 内に、function.php を作成し、以下コードを記載します。 (既に function.php を作ってあれば、その中に追記)
<?php add_action('after_setup_theme', 'child_setup'); if(! function_exists('child_setup')): function child_setup() { load_theme_textdomain('子テーマフォルダーのフォルダー名称', STYLESHEETPATH . '/languages'); } endif; ?>
このコード中の「子テーマフォルダーのフォルダー名称」は、ここでは、twentyeleven-child となることから、以下のように function.php へ記述。
<?php add_action('after_setup_theme', 'child_setup'); if(! function_exists('child_setup')): function child_setup() { load_theme_textdomain('twentyeleven-child', STYLESHEETPATH . '/languages'); } endif; ?>
3) 404.php の編集
変更したい日本語文言「おっと、失礼しました。」は、404.php にて表示されます。
そこで、404.php を子テーマフォルダー twentyeleven-child 内にコピーし、その後「おっと失礼...」に相当する以下の個所の修正をします。
- 修正前
<header class="entry-header"> <h1 class="entry-title"><?php _e( 'This is somewhat embarrassing, isn’t it?', 'twentyeleven' ); ?></h1> </header>
この中の、’twentyeleven’ を、子テーマを指すように子テーマフォルダーの名称 ‘twentyeleven-child’ に変更します。
- 修正後
<header class="entry-header"> <h1 class="entry-title"><?php _e( 'This is somewhat embarrassing, isn’t it?', 'twentyeleven-child' ); ?></h1> </header>
さて、後は前回同様、試しに存在しないURLとして /testを指定(www.chiangmailongstay.com/test)してアクセスして見ると...
おぉ、前回同様、変わりましたねー。 いやー、またまた、よかった、よかった。^-^)
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