バンコクならまだしも、と思わなくもないですが、チェンマイ郊外に住もうかと考えているところから、自動車は必須アイテム。
タイへ移住前に、国際免許を取っておく必要がありますね。
国際運転免許証ってどこで取れるの?
国際運転免許証って、紙でできてるんですね
何分初めてのことなので、どこに申請すれば良いか分かりません。早速ネットで調べてみます。 現在の居住地は東京なので、警視庁のページを検索して見ると、以下発見。
これによれば、東京では府中などの運転免許試験場、神田などの運転免許更新センター、世田谷や立川などの指定警察署で申請できるようです。
また、必要な書類等は以下、ということで早速行ってみましょう。
- 有効期間内の運転免許証
- 写真
- パスポート(等の渡航を証明する書類)
- 古い国外運転免許証を持っていればそれも持参
- 申請料: 2,400円(2013年3月現在)
いざ申請へ!
免許証、パスポート(と念のために飛行機のe-チケットの電子データ)を持ち、最寄りの申請所に行ってみます。
普通に運転免許の更新に来ている方々が沢山いるのですが、どこに何をしたらよいか分からずキョロキョロしていると、窓口の人が声をかけてくれました。
国際免許証の申請のお話すると、
- 免許証を用意されている機械に入れると、申請用紙をプリントアウトされる
(免許証を申請用紙にコピーしてくれるんですね)
- その申請用紙に必要事項を記載し、パスポート、免許証と共に窓口に提出
(普通免許とか自動二輪とか、申請する免許の種類(勿論自分が持っている免許の種類に応じてですが)に丸をつけるんですが、付ける丸の数によって申請料が変わることはありません。)
- その後、近くに用意されている証明写真撮影機で写真を撮影(700円)し、それも窓口に提出
(事前に準備してあれば、これは不要です)
- その後、しばらく待っていると、国際運転免許証が発行されました。
(写真が貼られ、少し大きめの紙の冊子のようなもの)
というような感じで、意外と、というより、かなーりあっさりと発行されました。
いや、これで一安心。^-^)
発行時に聞いたお話し
国際免許証の受け取り時に「国際運転免許証のしおり」を頂き、また、以下のお話をききました。(基本的にしおりに記載されている内容の口頭説明)
- 国際運転免許証の有効期限は本日(発行日)から一年
- 有効期限が過ぎた時には返納が必要
今回のものは東京都が発行したものなので、東京都に返却必要。(郵送可)
他県で返却した場合には、多分受け取ってもらえないとの話。
- 返納しない場合、次回国際免許証の申請では、何か問題がでるそうです
(一度発行されたものは返納の事実が確認できないと、次の発行ができないことになっている、ということでしょうか...?)
- (しおりの裏を見ながら)運転できる国はこちらに記載がある
- 海外に長期滞在の場合は、滞在国の免許に書き換える等の必要がある
- 滞在国での運転時には、この国際運転免許証とともに、日本の運転免許証も持っていること
全体の所要時間は、20分程度でしょうか。
(記憶が若干曖昧ですが、丁度混雑してませんでしたし、ちょっと待っただけで発行、という感覚です)
ジュネーブ条約加盟国
国際運転免許証で運転可能な国は、「ジュネーブ条約加盟国」です。
国際免許の受取り時に一緒にもらった「国際運転免許証のしおり」をみると、この「ジュネーブ条約加盟国」として、96カ国もの国々の名前が記載されてます。
詳しくは、以下の警視庁のページを見てみてください。
ジュネーブ条約とは、1949年にジュネーヴで作成された道路交通に関する条約で、通称「ジュネーヴ交通条約」と呼ばれるようです。
このジュネーヴ交通条約を発展させたものに「ウィーン交通条約」がありますが、こちらは日本は加盟していないとの事。
ちなみに、ドイツはウィーン交通条約のみの締約国で、そのため通常であればドイツ国内においては日本で発行された国際運転免許証は有効とならないのですが、日本、ドイツの2国間の取り決めにより国際運転免許証が有効となっているそうです。
少々ややこしいですね。^-^;)
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