タイへ行く当日。
「【ペット】 輸出検査申請書の確認」で調べたペットの輸出検疫証明書を発行してもらうための申請の日がやってきました。(タイ大使館がいう健康証明書を発行してもらう)
この日に備え、我が家の愛犬もマイクロチップ埋め込んだり、動物病院では書類を発行してもらったり、羽田空港の検疫課の方々には何度もメールで事前に書類を確認してもらったり、と、結構色々とありましたが、さて、無事証明書は発行されるでしょうか?
さぁ、頑張って行ってみましょう。^-^)
CIQ棟はどこにある?
タイへ旅立つ日、羽田空港へはタクシーで向かい、まずは羽田空港支所 – 検疫課(国際線旅客ターミナルの隣にあるCIQ棟)に行きます。 が、このCIQ棟、羽田空港へ着いたのち、辿り着くのに結構時間がかかりました。
地図で見ると、国際線ターミナルのすぐ隣、と分かりますが、実際車で行くと、あれ?どこかな?ときょろきょろ。交番(図中の①)で一旦聞いて、あ、あれだ、と分かっても、車ではどうやって入ったら良いか分からない。一回は通り過ぎてしまい(図中の③)、グル~と再び大きく回って再度チャレンジ、といった感じです。
もっと良い行き方があるのかも知れませんが、回りこむような形でCIQ棟の駐車場に入り、そこから正面玄関にたどり着けました。(図中の②)
CIQ棟へ入館
タクシーには入口付近で待っててもらい、ペットキャリーにペットを入れたまま、CIQ棟に入ります。
(重い...結局後で買ったキャスターは、真偽は調べてませんが飛行機に乗せる時に外さないといけないとか、どこかで読んだため、なんとなく付けませんでした。トータル約重量15kg、更に幅があって片手で提げるとこれが結構歩き辛い。)
入口を入ると、係の人に名前を記載するように促がされ、首から下げる番号札みたいなものを受け取ります(入館証ですね)。
ペットの検疫で来たと告げると、エレベーターで4Fへ行き、エレベーターを降りて右方向に行き、すぐ左に曲がると、検疫課がある、と聞き、エレベーターに行こうとするのですが、やはりペットキャリーとペットが重い。
受付の係の人にカートがあるか聞いてみると、空港から来れば、空港でカートに乗せてそのまま来れる、との事。(図の④) しまった~。そうすれば良かったー! いや、いいんですけど。^-^;)
そんなに長く持って歩くわけでもないんですが(でも重い~)、兎に角4Fへ行ってみましょう。
検疫課で申請です
エレベータを4Fで降りた後、よいしょ、よいしょ、とペットキャリーを片手に下げ、フラフラしながら誰もいない通路をとぼとぼ歩きます。が、場所がすぐには分からず、再びエレベーターの所に戻って壁にある見取り図を確認。
また同じ通路を歩き、やっと検疫課に辿り着きました。が、誰もいない。 あら? と思っていると係の人が出てきてくれて一安心。
検疫課では、2名の方が対応してくれました。
- 申請書の確認
輸出検査申請書含め、狂犬病予防接種やマイクロチップの書類等、書類一式を確認。
以前メールで送付して確認してもらったものと同じかの確認ですね。
(申請書はそのまま提出で戻って来ませんが、添付書類(狂犬病予防接種の証明書等)は戻って来ます) - ペットの実際の検査
その後、隣の部屋で、実際のペットの検査。
心臓の音聞いたり、触診したりとチェックし、マイクロチップリーダーで実際に番号を読み取り、申請番号と一致するか確認します。(マイクロチップはメーカーによりその読み取り機器も異なり、沢山のリーダーが用意されてました)
後は最近の調子を聞かれ、特に問題ないとの回答で、検査も終了。 - 証明書の発行
提出書類、ペットの検査とも問題がなかったため、犬の輸出検疫証明書(EXPORT QUARANTINE CERTIFICATE FOR DOG)を2部いただきました。- ORIGINAL とスタンプされたもの
これはタイの空港でペットの入国申請にて提出(戻ってこない) - COPY とスタンプされたもの
ORIGINAL と同じ効力のあるもの(手元に残る)
(農林水産省動物検疫所の家畜防疫官のサイン入りです)
(Animal Quarantine Service – Animal Quarantine Officer) - ORIGINAL とスタンプされたもの
以上で、ペットのタイへ連れていくための国内の手続きはすべて終了です。
後は飛行機に乗ってタイへ無事入国できるかですね。
参考までに
- タイからペットを連れて帰ることについて
タイから連れて帰ることは想定してませんが、検査官から、連れて帰るには事前に手続きなどで8カ月必要ですよ、とのお話聞きました。(8カ月とは長いですね...) - ペットの飛行機輸送で何かトラブル
心配だったので、検査官の方にペットの飛行機輸送で何かトラブル等ってあるか尋ねてみると、その方の経験上は何もない、との事。(ちょっと安心)